メルマガバックナンバー
「発明講座」〜特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます〜

第14号

■■■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■■■
 「発明講座」特許のプロ弁理士が発明のヒントを教えます
                        第14号 2006/9/20
発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000190649.html
■■■−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−■■■

残暑お見舞い申し上げます。
早速、発明のヒントを提供します。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【今週のヒント】
冷酒などのガラス瓶の蓋は、金属性ですね。
あの蓋を取って、瓶から直接お酒を注いだとします。
すると、注ぎ終わって瓶を立てると、口からボタボタと滴がたれてしまいます。
どうやら、瓶の口が円形のために、うまく、滴が切れないようです。
同じことが、ウイスキーやブランデーの瓶などにも言えます。
酒類はあとでべたべたして嫌ですね。
どうしたらよいでしょうか。

さあ、みなさん、すばらしい発明を考えてください。
日々考えることが、あなたの発明力を向上させます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【先週のヒント】

昔から思っていたのですが、受話器と本体とを結ぶ螺旋状のコード、あれって、なぜ、あんなに絡まってしまうんでしょうかね。
絡まり防止のために、何かよいアイデアはないでしょうか?


【コメント】
実は、こんなマイナーそうな分野にも発明はあります。
方針としては、
(1)螺旋状のコード(カールコードなどというようです)に何かを取り付けて、絡みを防止する。
(2)カールコードそのものの構造を変える。
(3)カールコードの材質を変える。
(4)その他となるでしょう。

で、ん〜、(1)の何か取り付けることばかりを考えていたのですが、なかなかいいのがないのです。
で、ふと、よくよく、事務所の電話を見てみると、コードの巻き方向が途中で反転しているのに気づきました!
右周りから左回りに、そして右回りに。
そうです。回転方向を変えることによって、絡まろうとする力を抑えることができるのです。
まさに、目から鱗でした。
毎日見ているものにもこんな工夫がなされているなんて。
ついでに、自宅の電話も確認しましたが、こちらは、古いので、巻き方向は一方向だけでした。
この考え方を発展させた発明として、以下の発明があります。

特開2001-266657
回転方向が変わる箇所のコードを直線的に形成しています。
しかし、それでも、完全に絡みが防止されているわけではありません。
どなたが、さらなる発明を考えてください。

また、(1)の方針については、あまりよいものが思いつきませんでしたが、良い発明を思いつかれた方はご一報下さい。

    【弁理士からのアドバイス:発明手法】
    巻き方向を途中で変えてみたら、他にも良いことがあるかもしれません。



新着情報へ戻る